みたらし 加奈

みたらし 加奈

臨床心理士・公認心理師、NPO法人『mimosas(ミモザ)』代表副理事

1993年、東京都生まれ。臨床心理士・公認心理師。
大学院卒業後、総合病院の精神科に勤務し、現在は国際心理支援協会に所属しながらメディアにも出演、 SNSを通して精神疾患や LGBTQの認知を広める活動、講演会を行なう。
また、専門家と共に性被害や性的同意に関する情報を発信するメディア『mimosas(ミモザ)』の代表副理事も務める。 2021年11月、自分らしさを表現し、全ての女性に勇気を与え、価値ある活動を行う人を表彰する 「ロレアル パリWOMEN of WORTH Award」文化人部門を受賞。
TBS「サンデーモーニング」のレギュラーコメンテーター、 TOKYO MXのニュース番組「堀潤Live Junction」のレギュラーコメンテーターとしても出演中。

講演テーマ

性的マイノリティと心の支援

日本では欧米よりも「ダイバーシティ」への意識が依然として低く、生きづらさを感じ心に大きな不安を抱える性的マイノリティの方々が多くいらっしゃいます。LGBTQ当事者・臨床心理士として経験してきた「気づくこと・理解すること」をお話しし、皆様と共に考える時間にしたいと思います。

マイクロアグレッション(無意識の偏見)との向き合い方

情報社会が加速しフェイクニュースも無数にある現代、「あの人(達)は○○だから○○だよね」と私たちは無意識に偏った見方をする場合があります。やがて思い込みから、相手を傷つけてしまう言動に出てしまい、加害者になる可能性もあります。
マイクロアグレッションは、日常生活において大変身近であるからこそ、理解を深めることがとても重要になります。

若者のメンタルケア

「若者」と言っても個々に様々なバックグラウンドがあります。
コロナ禍で進学しても友人を作れない環境、就職しても会社に行けない環境。また、孤立する若者や鬱病と診断される若者も増加し、自殺率も高くなっており、若者へのメンタルケアのニーズは急激に高まっています。
コロナ禍で生きる若者への「理解と関心」を深める時間にしたいと思います。

SOGI について考えよう

「LGBTQ」と「SOGI」。同じ性的指向に思いがちですが、SOGI は全ての人に関わるため、LGBT よりも広い概念を持ち、国連の文章でも「LGBT」ではなく「SOGI」が使われています。
「SOGI」は他人事ではなく、全ての人が当事者になります。
LGBTQ 当事者として様々な現場や人々との交流を通して知った「SOGI」への理解を深めるお話しで皆様と共に考える時間にしたいと思います。

主な実績

出演

<テレビ>
NHK Eテレ「虹クロ」
TBSテレビ「サンデーモーニング」
TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」
日本テレビ「真相報道バンキシャ!」「DayDay.」

<ラジオ>
文化放送「カラフルブーケ」
ニッポン放送「SDGs MAGAZINE」
J­-WAVE「J-WAVE SELECTION」「START LINE」
TOKYO FM「Blue Ocean」
TBSラジオ「アシタノカレッジ」

著書

『マインドトーク-あなたと私の心の話』ハガツサ ブックス (2020.6)
『テイラー声をさがす物語』ハガツサ ブックス (2021.12)

連載

ELLE girl(2020.06〜)
『毎日を生きやすくするブレイクトーク。』yoi (2021.11〜)
朝日新聞デジタル『Re : Ron』(2023.6〜)

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